- Kazuka Fujita
おやつにナッツ、一番合うドリンクは?

最近は健康のために、小腹がすいた時のおやつに、アーモンドなどのナッツを食べる方が増えたようです。
コンビニでも、おつまみ用ではなく、おやつ用の小袋のナッツが、グミやチョコレートと一緒に、並べられています。
ロカボ、ギルトフリーとしても人気のナッツ。
ウイスキーなどのお酒にナッツがよく合うのは知られていますが、おやつや間食に食べるとしたら、どんな飲み物が合うのでしょうか。
今回は、ナッツの中でも人気の、アーモンドとのドリンクペアリング(フードペアリング)を、ご紹介します。
アーモンドの栄養効果
おやつのナッツによく含まれているのが、
アーモンド、ピーナッツ、クルミ。
最近はアーモンドミルクも注目されていますが、アーモンドに含まれる脂は美容や健康に良い脂。
美肌効果やアンチエイジング効果もあります。
健康目的や素のアーモンドを楽しみたかったら、「素焼き、無塩」がおすすめ。
少し味気ないと思うかもしれませんが、ナッツ本来の香ばしさや甘みが楽しめて、ドリンクとも合います。
また、無塩を選ぶことで、食べ過ぎを防ぐ効果もあるとか。
…とはいえ私は、ついつい美味しくて食べすぎちゃいますが。
次々と現れる魅惑のフレーバーアーモンド
しかし!
最近はついつい試してみたくなるフレーバーのアーモンドが増えましたね。
キャラメルコーティングされたものをはじめ、手軽なサイズで嬉しい無印良品には、燻製アーモンドに、七味唐辛子味、わさび醤油味、ガラムマサラ味まであり、端から全部試したくなるラインナップ。
余談ですが、カシューナッツに至っては、スモークベーコン味なんてものもありました。
(2019年4月現在)
まさに食べ比べしたくなる魅力…
ついつい食べすぎてしまいそうです。
コーヒーはナッツによく合う
ナッツによく合う飲み物の代表格は、コーヒーです。
ナッツ系の香りを持つコーヒーも多くあり、相性はぴったり。
コーヒーを深く知るために、まずはコーヒーの香りから「ナッツを感じるか」「フルーツを感じるか」に分類し、自分の味覚や好みを磨いていくといい、ともいわれています。
数あるコーヒーの中でも、ナッツ系フレーバーのコーヒーとして代表的な産地は「ブラジル」。さらに深煎りコーヒーはナッツの香りや旨味が増しておすすめ。
スターバックスやタリーズなどの大手コーヒーチェーンでも、小袋のナッツやアーモンドがたっぷり乗ったプラリネなどが、並んでいますよね。
定番のキャラメルフラペチーノは、ヘーゼルナッツのシロップがベースになっていますし、ナッツがトッピングされたコーヒーのメニューもたくさんあります。
知らない間に、私達は、コーヒーとナッツのフードペアリング(ドリンクペアリング)を体感しているんですね。
コーヒーとアーモンドのダイエット効果
コーヒーとアーモンドの組み合わせには、脂肪燃焼効果を高める働きがあります。
コーヒーに含まれているカフェインには、もともと脂肪燃焼効果がありますが、アーモンドに含まれてるアルギニンを同時にいただくと、効果がさらに高まります。
コーヒーとナッツは、そういう意味でも最高のペアリングかもしれません。
ドリンクコンサルタント 藤田一香